横田えつこ活動日誌

県議会報告

県議会での個人質問内容や議会の様子をお知らせします。

●子どもは社会が育てるという理念を

 鳩山政権は8カ月で交代、菅政権が発足しました。民主党政権には期待が大きかっただけに、「外れた」思いは皆さんに重く溜まりこんだことでしょう。「政治とカネ」「沖縄問題」「政策決定の不透明さ」等、期待はずれは色々ありましたが、もっとも辛いのは「政治への不信」が増大したことです。信頼回復を願うばかりです。ともあれ、せっかくの政権交代を短期で無に帰するわけにはいきません。岡山には縁の深い菅さんの登場で一度はリベンジ。背水の陣で政権運営に臨んで欲しい。


社会連帯としての子どもの権利保障

 今年度始まった「子ども手当」「高校授業料無償化」への風あたりが強くて、私は少々戸惑っています。やっと実現した社会連帯としての「子ども自身への社会的保障制度」なのに。所得制限ないのがおかしい、バラマキ施策だ、本当に子どものために使われるのか…等の批判は、「子ども手当」の理念とは別の問題として解決されなくてはなりません。
 以前から、子どもは親の所有物ではなく社会的な存在として育てるべきと考えてきました。どのような環境に生まれようとも、子どもは「健康に育つ権利」や「教育を受ける権利」、「尊重される権利」などが保障されなければなりません。それを社会連帯として支え合う気持ちが私たちの社会にあって欲しい。所得の再配分も伴ってシステム化しなければ世代を超えたお互いの「信頼」は作れず、明るい「未来」も望めないのではないでしょうか。
 十数年も前に北欧やドイツへ視察に行った時、私は教育現場の誰かれとなく「教育の目的は何ですか?」と尋ねました。すると決まって、ごく当然に「社会人として育てるのです」という答えが返ってきたのには少々驚きました。過去には、命令に従順な戦士が求められたように、今はすぐに企業に役立つ労働力の育成をという声があるこの日本では、なんと答えるでしょう。

福祉の充実は「家族の絆」を強める

 福祉の充実は「家族の絆」を弱める保育も介護も家族で頑張ることこそ美しい…、という家族論が横行しています。それが日本の伝統文化だと。しかし、多くは家庭内で女性に負わされてきて、時代とともに負担も責任も格段に重くのしかかっている事実を見ない論です。
 高福祉の北欧では福祉の充実は「家族の絆を強めるため」と言います。実際に子育てに関して、給与補填が充分な育児休暇制度、子どもが病気の時は安心して職場を休める病児休暇制度、幼い子どもの子育て中は短時間労働が保障される制度など、保育者(父母等)が子どもと共に過ごす時間を大切にしています。一日に6時間以上保育園に預けてはいけないと法定されていますから、日本のように長時間保育夜間保育、24時間保育等はもってのほかです。男性の育児休暇も義務づけられているのですから、0歳児保育はごく少ないといいます。
 改正育児・介護休業法が6月30日に施行されましたが、まだまだ子育て環境が十分とはいえません。そもそも「少子化対策」と銘打った間違いを仕切り直して、「子どもは社会が育てる」という理念をグランドデザインとして明確にし、整合性がとれた制度設計が進むよう国にも働きかけたいと思います。
 菅首相は「強い経済、強い財政、強い社会保障制度は一体的に実現できる」と所信表明しました。今後の成り行きを注視していきます。

2009年 横田トピック10!

自治体議員政策情報センター設置、代表幹事となる
●「政策情報センター全国研究会」を岡山で開催
●みどりネット岡山を設立、共同代表になる
●国営岡山県南部かんがい排水事業(足守川パイプライン化
 事業)の中止を含めた変更方針が出る
●民主党高井たかし衆議院選挙応援、中国ブロック比例で当選
 民主党新政権誕生
●桃木まさき市議会議員補欠選挙に挑戦、惜しくも2位
●自宅を二世代住宅に。二男夫婦、三男と同居。大家族実験中
●ウガンダの子どもたちによるワトト・コンサートの成功
●夫賢一が四国遍路結願する
●友人の香川県議渡辺さとこさんが香川県知事選に出馬表明

地域の明日を考える(3) 2010.5.29 吉備中央町豊野公民館

■イノシシを逆手に地域活性化
       三谷 健さん(加茂川有害獣利用促進協議会会長)
 今や市街地にまでイノシシが出没する時代。作物を荒らされて困り、捕獲をしても後処理に困り、何とかしようと「イノシシを食肉加工し食材にする」事にした。年間処理は約80頭、道の駅で販売したり岡山市内のレストラン等でジビエ料理になると目論んでいる。

■農商工連帯でブルーベリー特産化
       芝村 啓三さん(「道の駅かよう」指定管理者代表)
 目に良い、臓器に活力など健康パワーで人気のあるブルーベリーを商工会を中心に特産化する。農家で生産されたブルーベリーは全て買い取り、素材を使って、ジャム・クッキー・もち・たい焼き・リキュールなどを開発。7月頃から道の駅等で販売する予定。

■竹を資源に~竹取物語
       福島 雅彦さん(岡山の中心で農を叫ぶ会)
 亜熱帯地域には竹がよく繁茂する。山にも宅地にも、田畑まで侵食する勢い。町民へのアンケートで竹林伐採の支援を望む声が多く地域雇用創出基金事業で竹粉砕機を導入し、(財)吉備中央農業公社が管理をして、「岡山の真ん中で農を叫ぶ会」が実務を担い、竹チップ・パウダーに加工し活用を模索している。

6月議会一般質問より

図書館

色覚障害

一層の充実を
 県立図書館の2009年度利用状況は入館者数100万人、貸し出し冊数100万冊を突破し、開館以来ずっと全国都道府県立図書館のトップの座を占めています。「地域主権推進」で地方自治、住民自治力が試される時代に、さまざまな情報集積やこれらの十分な活用を図る時、図書館の持つ機能はさらに充実させていかなければならないと思います。

県内くまなく図書館サービスを
 県内各地くまなく図書館サービスを保障するために、課題は公立図書館の未整備自治体(新庄村、西粟倉村、吉備中央町)があることです。これまで図書館整備にはなかなか財源の手当てがなく、特に規模の小さい町村は苦慮していましたが、この度の改正過疎法で過疎債の適用範囲に、「図書館整備」が加わりましたので、こうした制度の活用を図り図書館整備を進められたい。
 また、大学図書館とネットワークを結んで、相互貸借を進めることです。県内17大学の内の7大学と既に横断検索システムを結んでいますがさらに進め、大学図書館が地域にもっと開かれた図書館になっていくことを積極的に求めていくべきです。

レファレンスなど多様なサービスの充実を
 図書館の重要な機能は「レファレンス」です。県商工会議所連合会の「図書館のビジネス利用に関する意識調査」によると、図書館サービスの認知度が低く、利用したことがないとの回答が6割を超えています。新たに起業したい人新たな事業展開を考えている人、仕事上の社会的ニーズを知りたい人など、ビジネス分野の需要は高いと思われます。ネット情報は手軽に入手できますが、ここにはレファレンス機能はありません。産業育成に役立つ図書館として、専門分野のレファレンス力を高める必要があります。
 また、子育て・子育ち支援のできる図書館として充実して頂きたい。県立図書館の児童書部門の評価はかなり高いのですから、その良さをさらに伸ばしていくことが大切です。
 視覚障害者サービスでの課題は対面朗読サービスや録音図書サービスの充実です。今後、高齢化が進むと文字が読みにくい視覚困難者が増えてきますので、こうした方々にもサービス提供を広げることが求められています。

新たな読書活動のすすめ
 今年は「国民読書年」です。日本では「読書」は非常に個人的な内省的な活動と考えられていますが、例えば、フランスの読書活動はもっと他者との能動的な関わりを示しています。同じ本を何人かで読み、読後の感想や意見を交換し合い、その後考えを文章にまとめる。こうした一連の作業を「読書活動」としています。コミュニケーション手段として自己表現手段として、生きる力としての読書活動をめざす読書活動推進センター・県立図書館がもっと機能していいと考えます。
   ×    ×    ×
 教育長の答弁はおおむね前向きで、「高齢化や病気で視覚困難な方」にも従来の障害者サービスを拡大していく考えです。今後は利用拡大のための広報が課題です。

カラーバリアフリー
 色の見え方(色覚)はみんな違って当たり前です。同じ赤色でも脳が認識している色が人によって微妙に違うのですから。ところが色の種類によっては皆とかなり違う色と認識してしまう人たちがいます。それを色覚障害と言います。

色覚障害もいろいろ
 色覚障害には、生まれつきの場合(先天性)と病気や老化に伴う場合(後天性)との2つがあります。先天性は、日本人の場合、男性の20人に1人(5%)、女性の500人に1人(0・2%)で約320万人いる計算です。
 一方、高齢者の多くは後天性の色覚障害といえます。80歳を超えると誰もが白内障になり、白内障になると次第に色覚障害をきたすからです。
 視力矯正にメガネを掛けるように色の見え方を「障害」にしないためには、特別な配慮が必要です。現代社会は色の情報が溢れています。色覚に関するバリアフリー対策はどこまで進んでいるのでしょうか。

学校教育での配慮から
 教科書・図版等は配慮されてきていますがかつて小学校で実施されていた色覚検査が、個人情報や差別の問題等で多くの学校で廃止されているため、自分の色覚特性を知らないまま進学・就職に直面する子どもたちが出てきます。色覚障害が問題になる分野もありますから的確な対応をして頂きたい。
 県の情報発信手段として、冊子やチラシ、ポスター、HPなどに色の配慮はなされているのか。また、交通信号機のカラーバリアフリー化の現状についても質問しました。
  ×    ×    ×
  答弁ではカラ―バリアフリー化は順調に進んでいることがわかりました。信号機は約半数が対応できています。

毎月10日はノーレジ袋デー

子宮頸がん

一斉キャンペーン始まる
 6月から毎月10日を決めて「岡山県統一ノーレジ袋デー」が始まりました。ごみの減量化や環境に配慮したライフスタイルの実現に向けた取組を積極的に進めなくてはなりません。温暖化防止対策は待ったなしです。
 県内でもすでに和気町は地域を挙げて「レジ袋の無料配布中止」を実行しています。県としても、一昨年から事業者、消費者、行政等広く委員を集めて、取り組みを模索していたところ、やっと一歩が踏み出せました。 
 さらに、取り組みを発展させるためには、自らがその推進力であることを自覚し、自主的な取り組みに深化させていかなければなりません。
 市民グループ「おかやまエコマインドネットワーク」が「中高生に自分たちがレジ袋をどのくらい利用しているかに気づかせ、自ら学習して減らすこと」を目的にアンケートを取り、その中学生が中心に啓発用の旗を作成しました。創意、工夫にあふれた素晴らしい作品です。この旗は、10日に行われたオープニングイベントに掲げられ、さらに夏休みイベントにも活用される予定です。このように温暖化防止を自分の問題として取り組んでいくための環境教育も積極的に進められたいものです。
   ×    ×    ×
 参加事業者を増やす働きかけを進めること、効果として年間約3万6000トンのCO2削減が見込まれると知事答弁がありました。

予防ワクチン公費負担
 予防出来るがんといわれる「子宮頸がん」。ワクチン接種率を高めようと、地方都市を中心に約40の自治体が今年度からの公費助成を始めました。
 子宮頸がんは女性のみのがんで、ほとんどがウイルス(HPV)によって起こります。ウイルスは性交渉で感染するため、性交渉を経験する前の10代前半にワクチン接種すれば7割以上が予防できるとし先進国の多くがワクチン接種に公費負担しています。日本国内では昨年末に発売開始されましたが、保険が効かず約5万円という高額費用がネックになっています。

県も公的助成制度の創設を
 都道府県でのワクチン助成は、東京都と山梨県の2例あります。山梨県は一人1万5000円を限度に市町村に対して助成するため県内の13市すべてが助成制度導入に前向きです。岡山県としても独自の公的助成制度の創設をすべきと考えます。
  ×    ×    ×
  答弁では、「国において助成制度を設けるべきところ、検討中なので国の動向を見たい」、とのことでした。県内では奈義町がすでに公費助成を始め、和気町と新庄村が導入を検討しています。県内の中学1年生女子の数約6000人(政令市岡山市を除く)に、山梨県並みに補助したとして年間約9000万円。国の動向を待たずにも積極的に補助制度を設けて、救える命は救いたいものと私は訴えています。「がん対策推進議連」もできましたので、実現に向けてガンバッテいきたいと思います。


えつこの活動日誌から
 → 詳細はえつこの活動日誌をご覧下さい

活動日誌①

  1. 4.2 吉備中央町農業公社へ。
    竹の粉砕事業「竹取物語」のお話を聞きに、御津の皆さんとご一緒しました。

    4.20 みどりネット岡山の議員間情報交換会を総社市
    議大熊さん宅で。自前の手打ちそばを頂きました。

    4.23 県立図書館対面朗読。
    盲導犬ケィティはとても忠実で賢くカッコイイ。

活動日誌②

  1. 4.23 ヒロシマ・ナガサキ議定書首長署名。
    県内全市町村首長が署名したのは全国で2番目の快挙。
    主催の市民運動の方々と記者クラブへ。

    4.6 読書対談。
    犬飼先生の大好きな本を佐々木先生と読んでいます。

    4・18 横田めぐみさんのお母さんの早紀江さんの講演会。
    キリスト教者の大集会でお会いしました。

活動日誌③

  1. 4・29 加茂川円城にて。
    「提婆天」春祭りの七転会。

    4.25 イウス・フェミーネチャリティコンサート。
    結成3年目でシンフォニーホール!

    6.17 チャリティ収益金は、
    女性を支援する各団体に贈られました。

岡山野宿生活者支援

  1. 6.13 NPO法人子どもシェルターモモのメンバーと。
    おおもと荘入所者の誕生会の日です。

    5.2 西川緑道公園のエコフェスタ。
    タブラ・ラサのコーナーでエコキャンドルをつくりました。

    4・29 春祭りで円城寺の住職さん。
    イノシシ肉の販路を開拓している.


詳しい内容を知りたい方は横田えつこ事務所までお問合せ下さい。県議会レポートをお送り致します。

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